流行りのパンをチェック!2026年のトレンドと手作りアイデア

流行りのパンをチェック!2026年のトレンドと手作りアイデア
流行りのパンをチェック!2026年のトレンドと手作りアイデア
レシピ・種類・自家製酵母

「最近、SNSでよく見るあのパンは何だろう?」「お家で焼くパンのレパートリーを増やしたい」そんなふうに思っていませんか?パンの世界は今、見た目のインパクトと新しい食感を追求した「進化系」が次々と登場し、かつてないほどの盛り上がりを見せています。

韓国発の可愛らしいパンから、健康を意識した素材重視のパンまで、その種類は実に多彩です。この記事では、今まさに流行しているパンのトレンドを紐解きながら、ご家庭でのパン作りにも活かせるヒントをたっぷりとご紹介します。トレンドを知れば、毎日のパン作りがもっとワクワクする時間になりますよ。

流行りのパンと言えばこれ!「進化系クロワッサン」が止まらない

今、パンのトレンドを語る上で外せないのが、クロワッサンをベースにした新しいスイーツパンたちです。サクサクとした層状の生地はそのままに、形を変えたり、意外な素材と組み合わせたりすることで、全く新しい魅力が生まれています。ここでは、特に注目度の高い4つの「進化系クロワッサン」をご紹介します。

サクっ×ザクっの新食感「クルキー(Crookie)」

「クルキー」は、クロワッサンとクッキーを掛け合わせたハイブリッドスイーツです。フランス・パリで人気に火がつき、韓国を経由して日本でも大きな話題となっています。作り方はとてもユニークで、焼き上げたクロワッサン、あるいは焼成前のクロワッサン生地の上に、クッキー生地をのせて焼き上げます。中にもクッキー生地を挟むことが多く、一口食べるとクロワッサンの「サクっ」とした食感と、クッキーの「ザクっ」とした食感が同時に押し寄せてきます。

家庭で作る際は、冷凍のパイシートや市販のクロワッサンを使うと手軽に再現できます。クッキー生地にはチョコチップをたっぷり混ぜるのが定番で、焼き立ての熱々を頬張ると中のチョコレートがとろりと溶け出し、背徳感のある美味しさを楽しめます。カロリーは少し高めですが、その分満足感は抜群です。「今日は甘いもので自分を甘やかしたい!」という日にぴったりのパンと言えるでしょう。

平らな見た目が衝撃的「クルンジ(Flat Croissant)」

クロワッサンをあえて平らに押しつぶして焼いたのが「クルンジ」です。韓国語の「ヌルンジ(おこげ)」と「クロワッサン」を組み合わせた造語で、その名の通り、薄くてパリパリとした食感が最大の特徴です。麺棒でしっかりと平らに伸ばした生地に、砂糖や蜂蜜をまぶしてキャラメリゼするように焼き上げます。バターの香ばしい風味とおこげのようなカリカリ感が癖になり、スナック感覚で食べられるのが人気の秘密です。

このパンはお家でも比較的簡単に挑戦できます。発酵済みのクロワッサン生地(または冷凍パイシート)を、オーブンシートで挟んで上から重しを乗せて焼くだけです。フライパンでホットプレスして作る方法もあります。焼き上がったクルンジにアイスクリームを添えたり、チョコレートでコーティングしたりと、デコレーションの幅が広いのも魅力です。おやつタイムを華やかに彩る一品として、ぜひレパートリーに加えてみてください。

可愛すぎて食べるのがもったいない「リボンパン」

SNSを中心に爆発的な人気を集めているのが、生地をリボンの形に成形した「リボンパン」です。ピンクや赤のバイカラー(2色)生地を使って、キュートなリボン型に仕上げたその見た目は、まさに「映える」パンの代表格です。基本的にはクロワッサン生地やデニッシュ生地が使われますが、ふわふわの菓子パン生地で作られることもあります。お店によっては中にクリームやジャムが入っていることもあり、見た目だけでなく味のバリエーションも豊富です。

成形の難易度は少し高めですが、パン作り好きなら一度は挑戦したいデザインです。細長く伸ばした生地をねじったり、輪を作って結んだりと、工作のような楽しさがあります。ピンク色の部分は、ストロベリーパウダーやラズベリーピューレを練り込んで色付けするのが一般的です。焼き上がったリボンパンを並べて写真を撮れば、まるで雑貨屋さんのような可愛らしい雰囲気が演出できます。プレゼント用のパンとしても喜ばれること間違いありません。

和と洋の意外な出会い「オニワッサン」

日本のソウルフードである「おにぎり」の形を模したクロワッサン、それが「オニワッサン」です。三角形に成形されたクロワッサン生地の中に、明太子クリームや高菜、ツナマヨネーズといった、おにぎりの具材としてお馴染みのフィリングが入っています。表面には海苔があしらわれていることも多く、見た目のインパクトと食べた時の味のギャップが楽しめる惣菜パンとして注目されています。

バターたっぷりのクロワッサン生地と、塩気のある和風具材の相性は抜群です。「パンでご飯のおかずを包む」という発想は、パン作りの自由さを改めて感じさせてくれます。家庭で作るなら、クロワッサン生地を三角形の型に入れて焼くか、あるいは単純に三角にカットして具を包むだけでも雰囲気が出ます。ランチタイムの主役にもなりますし、ちょっとしたお酒のおつまみとしても活躍する、大人のための進化系パンです。

韓国発!SNSで話題のユニークなパンたち

近年のパンの流行において、韓国のカフェ文化は欠かせない発信源となっています。韓国で流行したパンが数ヶ月後に日本でブームになるという流れが定着しており、その独創的なアイデアにはいつも驚かされます。ここでは、見た目の面白さと美味しさを兼ね備えた、韓国発のトレンドパンを深掘りしていきましょう。

まるで本物?「カムジャパン(じゃがいもパン)」

「カムジャパン」は、見た目が土付きのじゃがいもそっくりなパンです。韓国語で「カムジャ」はじゃがいもを意味します。表面にはきな粉や黒ごまをまぶして土の質感を再現しており、知らない人が見たら野菜売り場にあるじゃがいもと間違えてしまうほどのクオリティです。しかし、その正体はもちもちとした生地の中に、甘じょっぱいマッシュポテト風のフィリングがたっぷりと詰まったパンなのです。

カムジャパンの特徴

生地の食感: タピオカ粉や米粉を使用し、お餅のような「もちもち」とした食感が特徴。

中身の具材: 蒸したじゃがいもにマヨネーズやバター、少しの砂糖を混ぜたフィリングが主流。

見た目の工夫: 表面の茶色い粉は、きな粉とココアパウダー、黒ごまなどをブレンドして表現。

このパンはお家でも作りやすく、特に成形の工程が楽しいのが魅力です。きっちりと丸めるのではなく、あえて少し歪な形にすることで、よりリアルなじゃがいも感を出すことができます。焼き上がりの香ばしいきな粉の香りと、中のホクホクとしたじゃがいも餡の組み合わせは、どこか懐かしく優しい味わいです。野菜嫌いなお子様でも、このパンなら面白がって食べてくれるかもしれません。

進化し続ける「塩パン」のアレンジ

日本発祥と言われる「塩パン」ですが、韓国に渡って独自の進化を遂げ、再び日本で新しいトレンドとして逆輸入されています。以前のシンプルな塩パンとは異なり、現在のトレンドは「リッチな具材との組み合わせ」です。例えば、たっぷりのあんことバターを挟んだ「あんバター塩パン」や、トリュフオイルと塩を効かせた「トリュフ塩パン」、さらには生クリームやカスタードを限界まで詰め込んだデザートタイプの塩パンなどが人気を集めています。

家庭で塩パンを作る際のポイントは、バターの巻き込み方と塩の選び方です。有塩バターを棒状にカットして生地で巻き込み、焼成中にバターが溶け出して底面が「カリっ」と揚がったような状態になるのが理想です。トッピングの塩には、粒が大きめの岩塩やフルール・ド・セル(塩の花)を使うと、ガリっとした食感とまろやかな塩味が楽しめます。アレンジとして、焼き上がった後に切り込みを入れて、お好みのクリームやフルーツをサンドするのもおすすめです。

ギリシャヨーグルトやクリームたっぷりのパン

健康志向とスイーツ欲求の両方を満たすアイテムとして、「ギリシャヨーグルト」を使ったパンも話題です。濃厚で水切りのしっかりしたギリシャヨーグルトを、ベーグルやコッペパンにたっぷりとサンドしたり、フルーツと一緒にトッピングしたりするスタイルが流行しています。特に、ベーグル専門店が提案する「ベーグルサンド」は、断面の美しさ(萌え断)も相まって、SNSで頻繁に見かけるようになりました。

また、韓国では「クリームパン」の概念も進化しています。薄い生地の中に、これでもかというほど大量の生クリームを詰めた「爆弾クリームパン」のような商品も人気です。日本では、ブリオッシュ生地に生クリームを挟んだ「マリトッツォ」が一時期ブームになりましたが、その流れを汲みつつ、さらにクリームの量や種類(ピスタチオ、アールグレイ、オレオなど)が増えています。お家で作る際は、生クリームの泡立て具合をしっかりめにして、だれないようにするのが綺麗に仕上げるコツです。

健康志向派に大人気!「米粉パン」と「体に優しい素材」

見た目のインパクトを重視したパンが流行する一方で、素材にこだわり、体を労るためのパンも大きなトレンドとなっています。特にアレルギー対応やグルテンフリーへの関心の高まりから、「米粉パン」や「雑穀パン」の需要が急増しています。ここでは、美味しくて体に優しいヘルシーなパンの魅力に迫ります。

もちもち食感が魅力の「米粉パン」

今、最も注目されているヘルシーパンの代表格が「米粉パン」です。かつては「硬くなりやすい」「膨らまない」といった難しいイメージがありましたが、製パン用米粉の品質向上やレシピの研究が進み、誰でも美味しい米粉パンが作れるようになりました。小麦のパンにはない、お餅のような「もちもち」「しっとり」とした食感と、お米本来の優しい甘みが最大の特徴です。

メモ:
米粉パンを作る際は、「パン用」と表記された米粉(ミズホチカラなど)を選ぶことが成功への一番の近道です。料理用の米粉やお菓子用の米粉では、グルテンの代わりとなる粘りが不足し、パンらしくは膨らまないことがあるので注意しましょう。

米粉パンは腹持ちが良く、和食のおかずとも相性が良いのが嬉しいポイントです。きんぴらごぼうやひじき煮などを乗せた惣菜パンにしても美味しくいただけます。また、小麦アレルギーを持つ方でも安心して食べられるため(※グルテンフリーの場合)、家族みんなで同じパンを囲めるという点でも支持されています。発酵時間が短くて済むレシピも多いため、実は忙しい人にこそおすすめしたいパン作りジャンルなのです。

オートミールや全粒粉を使ったパン

食物繊維やミネラルを豊富に含む「オートミール」や「全粒粉(ホールウィート)」を使ったパンも、健康意識の高い層から根強い人気があります。真っ白なふわふわのパンよりも、茶色くて噛みごたえのあるパンを選ぶ人が増えているのです。これらの素材は、噛めば噛むほど穀物の香ばしい風味が広がり、深い味わいを楽しむことができます。

お家で全粒粉パンを作る場合、いきなり粉の全量を全粒粉にすると、生地がまとまりにくくパサついた食感になりがちです。最初は強力粉に対して20〜30%程度を全粒粉に置き換えるところから始めると、失敗が少なく美味しく焼き上がります。オートミールは、お湯でふやかして「ポーリッシュ種」のようにしてから生地に混ぜ込むと、しっとりとした食感になります。ナッツやドライフルーツをたっぷり混ぜ込んだハード系のパン(カンパーニュなど)は、朝食だけでなくワインのお供としても最適です。

プラントベース・ヴィーガンパン

卵、乳製品、はちみつなどの動物性食品を一切使用しない「プラントベース(植物由来)」や「ヴィーガン」のパンも、トレンドの一つとして定着しつつあります。環境問題への配慮や、動物愛護の観点、あるいは自身の健康管理のために選択する人が増えています。「バターや卵を使わないと美味しくないのでは?」と思われるかもしれませんが、豆乳、アーモンドミルク、ココナッツオイル、メープルシロップなどを巧みに使うことで、驚くほどリッチでコクのあるパンが作られています。

例えば、バターの代わりにココナッツオイルを使えばサクサクとした軽い食感のクロワッサン風に、牛乳の代わりに濃い豆乳を使えばしっとりとしたクリームパン風になります。最近では、植物由来のチーズ代替品もスーパーで手に入りやすくなったため、ヴィーガンピザやチーズパンも手軽に楽しめるようになりました。制約があるからこそ生まれる新しい工夫や発見が、パン作りの楽しさをさらに広げてくれます。

お家で作れる?流行りのパンを再現するコツ

お店で売られているような流行りのパンを見て、「難しそう」「特別な道具が必要なのでは?」と諦めてしまうのはもったいないことです。実は、身近な材料や道具を工夫して使うことで、お家でも十分にトレンドのパンを再現することができます。ここでは、失敗せずに流行りを取り入れるための実践的なコツをご紹介します。

冷凍パイシートで手軽にアレンジ

トレンドの「進化系クロワッサン」に挑戦したいなら、冷凍パイシートが最強の味方になります。クロワッサン生地を粉から仕込むのは、バターの折り込み作業など温度管理が難しく、上級者向けの技術が必要です。しかし、冷凍パイシートを使えば、解凍して成形して焼くだけで、プロ顔負けのサクサク層が出来上がります。

冷凍パイシート活用アイデア

・クルンジ風: パイシートを少し伸ばしてグラニュー糖をまぶし、クッキングシートで挟んで上から天板などの重しを乗せて焼く。

・クルキー風: パイシートでクロワッサンやデニッシュの形を作り、その上に市販のクッキー生地(または手作りの簡単な生地)を乗せて一緒に焼く。

・リボンパン風: パイシートを細長くカットしてリボン結びにする。焼き上がりに粉糖を振れば可愛らしい仕上がりに。

スーパーの冷凍食品売り場で手に入るパイシートで十分ですが、製菓材料店で売られている「発酵バター入り」のものを使うと、より風味が良くリッチな味わいになります。手軽に流行を楽しみたい時は、ぜひ冷凍庫にストックしておきましょう。

100均の型や道具を活用した成形テクニック

特別なパンの形を作るために、高価な専用の型を買う必要はありません。最近の100円ショップは製菓・製パン用品が非常に充実しており、トレンドのパン作りに使えるアイテムがたくさんあります。例えば、マフィン型を使えば流行りの「マフィン型クロワッサン(クロフィン)」のような形が作れますし、セルクル型を使えば「ニューヨークロール(渦巻き状のデニッシュ)」のような円柱形のパンも焼くことができます。

また、シリコン製の型は耐熱性があり、パンの焼成にも使えるものが多いです。ハート型や動物型などを使えば、成形が苦手な方でも簡単に可愛い形のパンが作れます。絞り袋や口金も種類が豊富なので、流行りの「生クリームたっぷりのパン」を作る際のクリーム注入にも役立ちます。道具を工夫して代用するのも、ホームベーキングの醍醐味の一つです。「これを使ったら面白い形になるかも?」と、自由な発想で売り場を眺めてみてください。

SNS映えを意識した仕上げのポイント

流行りのパンを作るなら、最後の仕上げにもこだわって「映える」見た目を目指しましょう。例えば、焼き上がったパンに粉糖(泣かない粉糖を使うと溶けにくいです)を振るだけでも、ぐっとお店っぽい雰囲気になります。チョコレートやアイシングでデコレーションする際は、砕いたピスタチオやドライフランボワーズなどの色鮮やかなトッピングを少し散らすだけで、一気に華やかさが増します。

写真を撮る時は、自然光が入る明るい場所を選びましょう。お皿の下に英字新聞や可愛いランチョンマットを敷いたり、カッティングボードに乗せてみたりと、背景にも少し気を使うだけでパンの魅力が引き立ちます。パンの断面(萌え断)を見せたい場合は、完全に冷めてからよく切れるパンナイフでカットするのが、潰さずに綺麗に見せるコツです。自分で作ったトレンドパンを素敵に記録に残せば、パン作りのモチベーションもさらに上がるはずです。

まとめ:トレンドを取り入れてパン作りをもっと自由に

2025年に向けて注目したい「流行りのパン」について、進化系クロワッサンから韓国トレンド、そして健康志向のパンまで幅広くご紹介しました。どれも個性的で、見ているだけでワクワクするようなパンばかりでしたね。

今回のポイントを振り返ってみましょう。

  • 進化系クロワッサン: 「クルキー」や「リボンパン」など、サクサク生地×ユニークな見た目が大流行。
  • 韓国発トレンド: 「カムジャパン」や進化した「塩パン」など、食感や具材にこだわったパンが熱い。
  • 健康志向: もちもちの「米粉パン」や栄養豊富な雑穀パン、プラントベースパンが定着。
  • お家での楽しみ方: 冷凍パイシートや100均アイテムを活用すれば、手軽にトレンドを再現できる。

流行りのパンを知ることは、単に新しいものを追いかけるだけでなく、「パンにはこんな自由な楽しみ方があるんだ!」という発見につながります。生地を平らに潰してみたり、クッキーと組み合わせてみたり、じゃがいもに似せてみたり。そんな遊び心こそが、パン作りをより豊かで楽しいものにしてくれるはずです。まずは気になったパンを一つ、週末のベーキングに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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