「世界のGODIVAがパン屋さんを作った」と話題沸騰のゴディパン。「一度は食べてみたい」と思う一方で、検索画面に出てくる「ゴディパン まずい」という不穏なキーワードが気になっていま
せんか?
高級チョコレートブランドが手掛けるパンとなれば、期待値も値段も高くなるもの。絶対に失敗したくないからこそ、その味が本物なのか、それとも単なる話題作りなのか、本当のところを知りたいですよね。
この記事では、パン作りが趣味の筆者が、ゴディパンの味に関する「悪い口コミの真相」から「パン好きも唸るこだわり」まで、忖度なしで徹底解説します。
ゴディパンが「まずい」と言われる噂の真相とは

検索候補に「まずい」と出てくると不安になりますが、結論から言うと「美味しくない」というよりも「想像していた味と違った」「好みが分かれる個性的なパンがある」というのが真相のようです。なぜそのような評価が生まれるのか、パン作りの視点も交えて3つの理由を深掘りします。
甘すぎると感じる人と濃厚なカカオの評価
ゴディパン最大の特徴は、やはり「チョコレートの濃厚さ」です。一般的なチョココロネやクリームパンを想像して食べると、その「カカオの濃さ」に驚くことになります。
GODIVAのチョコレートはカカオの風味が強く、ビターな味わいが持ち味です。そのため、「甘くてふわふわの菓子パン」を期待していた人にとっては、「苦い」「甘くない」と感じられることがあります。
逆に、チョコレート好きや大人にとっては、この「カカオの深みとビターな余韻」こそが他にはない魅力であり、「さすがゴディバ」と絶賛されるポイントでもあります。
値段とサイズ感に対する厳しい声
「まずい」という言葉の裏には、味そのものではなく「コストパフォーマンスへの不満」が含まれているケースも少なくありません。
ゴディパンの価格帯は1個300円〜500円前後と、一般的な街のパン屋さんに比べると高めの設定です。さらに、一つひとつのサイズが上品で小ぶりなため、「この値段でこの大きさ?」とがっかりしてしまう人がいます。
「高い=ものすごく感動する味」というハードルが極限まで上がっている状態で食べると、普通に美味しいだけでは満足できず、厳しい評価につながってしまうのです。
パン生地の食感と「焼き」へのこだわり
パン作りをする人なら分かるかもしれませんが、チョコレートを練り込んだ生地や、濃厚なクリームを受け止める生地は、あえて水分量を調整したり、食感をしっかりさせたりすることがあります。
ゴディパンの一部の商品は、チョコレートの口溶けに合わせて、しっとりとしたブリオッシュ生地や、少し詰まった密度の高い生地を採用しています。
これを「パサついている」「硬い」と感じる人もいれば、「クリームとの一体感が計算されている」と評価する人もいます。特に日本のふわふわ・もちもちなパンに慣れていると、欧州風のしっかりした生地は好みが分かれるポイントです。
実際に食べた人のリアルな口コミ・評判を徹底調査

では、実際にゴディパンを食べた人たちはどのような感想を持っているのでしょうか。ネット上やSNSにある膨大な口コミの中から、参考になる意見をピックアップして整理しました。
悪い口コミ:期待が高すぎたという意見
ネガティブな意見で目立つのは、やはり「期待値とのギャップ」です。
「並んでまで買うほどではないかも」「整理券を取る手間を考えると、普通のパン屋さんのほうが手軽で美味しい」といった声が見受けられます。
また、特定のメニュー、例えば「カカオフルーツ」を使ったパンなどは、独特の酸味があるため、「チョコレート=甘い」と思って食べた人から「酸っぱくて変な味がする」と驚かれることも。
「ゴディバだから」というフィルターが、かえって評価を厳しくしている側面があるようです。
良い口コミ:チョコ好きにはたまらない満足感
一方で、ポジティブな口コミは圧倒的に多く、「チョコレートの使い方が天才的」という声が多数あります。
「コロネの中にチョコバーが入っていて食感が楽しい」「クリームが安っぽくなくて、まるでケーキを食べているみたい」といった、スイーツとしての完成度を評価する声が目立ちます。
また、手土産として購入した人からは、「パッケージが可愛くて喜ばれた」「話題性があるので話のネタになる」と、ギフトとしての優秀さを挙げる意見も多く見られました。
SNSで話題になっている具体的な感想
SNSで見かけるリアルな声
・「カレーパンにチョコが入ってるって聞いて怯えてたけど、コク深くて今まで食べたカレーパンで一番好きかも!」
・「整理券戦争に勝ってようやくゲット。コロネのチョコクリームが濃厚すぎて、牛乳と一緒に食べると最高。」
・「パン生地自体にもカカオが練り込まれているものが多くて、パンというより焼き菓子に近い贅沢感。」
SNSでは、写真映えする見た目の可愛さだけでなく、意外性のある味の組み合わせを楽しむ投稿が多く見られます。特に「甘じょっぱい」系のパンは、食べた人から高い支持を得ている傾向にあります。
人気No.1のカレーパンは意外な味がする?

ゴディパンの中で最も賛否両論あり、かつ話題を集めているのが「ショコラティエのカレーパン」です。「カレーにチョコ?」と疑いたくなるこの組み合わせ、実際はどのような味なのでしょうか。
チョコレートとカレーの組み合わせへの不安
食べる前は誰もが「甘いカレーなんて美味しいの?」「チョコの味が邪魔をするのでは?」と不安に思います。
見た目も、普通のカレーパンとは違い、ココア生地で作られた帽子のような層(メロンパンのクッキー生地のような部分)が乗っており、一見するとスイーツパンのようです。
この見た目と「ショコラティエの」という名前から、激甘なカレーを想像して敬遠する人も少なくありません。
実際に食べて分かった「甘じょっぱい」魅力
しかし、実際に食べてみると、その評価は一変します。
中のカレーフィリングは本格的なスパイスの香りが立ち、決して甘ったるいわけではありません。そこに「カカオ分55%のチョコレート」が隠し味どころか、アクセントとして固形のまま入っています。
口の中でスパイシーなカレーと、ほろ苦いチョコレートが混ざり合うと、不思議なことに「デミグラスソースのようなコク」や「欧風カレーのような深み」が生まれます。この「甘じょっぱさ」のバランスが絶妙で、リピーターが続出しています。
カカオのコクが深めるスパイスの風味
パン作りの視点で見ると、カレーのスパイス(辛味・香り)とチョコレートのカカオマスの油脂分・苦味は非常に相性が良い組み合わせです。
お家でカレーを作るときに隠し味でチョコを入れることがありますが、ゴディパンはその比率を極限まで高めて、パンとして成立させています。
上のココア生地のほのかな甘みとサクッとした食感、そして焼きカレーパンならではの香ばしさが一体となり、「パン屋のカレーパン」の枠を超えた一品に仕上がっています。
絶対に買うべきおすすめメニューと失敗しない選び方

せっかくゴディパンに行くなら、絶対に外さない美味しいパンを選びたいですよね。ここでは、初めての人におすすめの「失敗しない鉄板メニュー」をご紹介します。
コロネ(ショコラ・ストロベリー・抹茶)の特徴
ゴディパンの代名詞とも言えるのが「コロネ」シリーズです。これは単なるチョココロネではありません。
ブリオッシュ生地の中には濃厚なチョコカスタードクリームがたっぷり。さらに驚くべきは、その中に「ダークチョコレートのバー」が一本まるごと隠されていることです。
クリームの滑らかさと、バーの「パキッ」とした食感のコントラストは感動もの。表面にはカカオニブがトッピングされており、香ばしさがアクセントになります。まずはこれを選べば間違いありません。
クリームパンやショコラティエのカレーパン
続いてのおすすめは「ベルギーチョコレートのクリームパン」と、先ほど紹介した「ショコラティエのカレーパン」です。
クリームパンは、カカオフルーツの果汁を使った爽やかなタイプと、王道のチョコカスタードタイプがあります。「まずい」という検索を避けるなら、まずは王道の「ベルギーチョコレート」の方を選ぶのが無難です。濃厚なのにくどくない、洗練された甘さを楽しめます。
カレーパンは、甘いものが苦手な方や、ランチ用に買いたい方に最適です。
自分好みのパンを見つけるためのポイント
| 好み・シチュエーション | おすすめのパン |
|---|---|
| 王道のチョコを楽しみたい | コロネ(ショコラ)、ショコラの実 |
| 甘くないパンが良い | ショコラティエのカレーパン、タルティーヌ |
| 変わり種・フルーティー | カカオフルーツのクリームパン |
| 手土産・シェア用 | わけわけパン(ちぎりパン) |
ゴディパンを購入するための整理券・混雑攻略法

「ゴディパンは整理券がないと買えない」というイメージが強いですが、オープン当初に比べると状況は変化しています。確実に購入するための最新情報をお伝えします。
現在の混雑状況と行列の待ち時間
オープン直後のような「始発で並んでも買えない」という状況は落ち着いてきています。
有楽町店(本店)では、平日であれば夕方でも一部の商品が残っていることがあったり、整理券なしで並んで購入できる時間帯が増えたりしています。
ただし、土日祝日や、コロネなどの人気商品狙いの場合は、依然として行列や売り切れが発生しやすいため、油断は禁物です。
デジタル整理券の取得方法と注意点
確実に購入したい場合は、「GODIVA公式LINEアカウント」からのデジタル整理券取得が最も安全です。
LINEのメニューから「ゴディパン整理券」を選択し、翌日分の整理券を予約することができます(毎日0:00に受付開始のケースが多いですが、最新ルールは公式サイトをご確認ください)。
指定された時間にお店に行けば、長時間並ぶことなくスムーズに入店できます。特に遠方から行く場合は、このデジタル整理券を事前に確保しておくことを強くおすすめします。
比較的スムーズに買える時間帯はあるのか
狙い目の時間帯メモ
・14:00〜16:00頃:お昼のピークが過ぎ、夕方のラッシュが始まる前のこの時間は、比較的並びが少ないことがあります。
・16:30以降:整理券配布が終了し、誰でも並べる「フリー入場」に切り替わることが多い時間帯。ただし、人気商品は売り切れている可能性が高いです。
「どうしてもコロネが食べたい!」という方は午前中の整理券を、「どんなパンでもいいからゴディパンを試してみたい」という方は、夕方のフリー入場を狙うのが賢い攻略法です。
まとめ:ゴディパンはまずいわけではない!好みが分かれる個性派ベーカリー

「ゴディパン まずい」というキーワードの正体は、品質が低いわけではなく、「甘さを抑えた大人向けのビターな味」や「カカオフルーツなどの個性的な酸味」に対する驚きからくるものでした。
実際に食べてみると、ブリオッシュ生地の口溶けや、チョコバーを丸ごと入れた大胆な発想など、さすがゴディバと感じさせるクオリティの高さがあります。
特に「ショコラティエのカレーパン」や「コロネ(ショコラ)」は、パン好きなら一度は体験しておきたい新感覚の美味しさです。
価格は少しリッチですが、自分へのご褒美や、センスの良い手土産としては最適です。ぜひ、事前の整理券チェックや狙い目の時間を活用して、あなた自身の舌でその味を確かめてみてくださいね。




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