「せっかく生地を一生懸命こねて一次発酵までは順調だったのに、いざ成形して二次発酵させようとしたら、ちっとも大きくならない……。」そんな経験はありませんか?パン作りにおいて、焼き上がり直前の二次発酵は、パンのふわふわ感やボリュームを決める非常に重要な工程です。
ここでつまずくと、焼き上がりがカチカチになったり、思ったような形にならなかったりと、悲しい結果になってしまいます。でも、大丈夫です。パンが膨らまないのには必ず科学的な「原因」があります。温度、湿度、イーストの状態、あるいは生地の作り方そのものなど、いくつかのチェックポイントを見直すだけで、次からは見違えるほどふっくらとしたパンが焼けるようになりますよ。
この記事では、二次発酵で失敗してしまう理由を丁寧に解説し、今すぐできる対処法や、万が一膨らまなかった時の救済アイデアまでご紹介します。
パンが二次発酵で膨らまない5つの主な原因

パン作りをしていると、「レシピ通りにやったはずなのに、なぜか二次発酵で生地が動かない」という壁にぶつかることがあります。実は、パンが膨らむためには「ガスを発生させる力(イーストの働き)」と「ガスを保持する力(グルテンの膜)」の2つがバランスよく整っている必要があります。
二次発酵で膨らまない場合、このどちらか、あるいは両方に問題が生じている可能性が高いです。ここでは、初心者が陥りやすい5つの主な原因について詳しく見ていきましょう。まずは原因を特定することが、成功への第一歩です。
1. 温度が低すぎてイーストが活動していない
パンを膨らませてくれるイースト菌は、生き物です。私たち人間が寒いと縮こまって動きたくなくなるのと同じように、イーストも温度が低すぎると活動が鈍くなってしまいます。一般的に、パン生地の発酵に適した温度は30℃〜38℃前後と言われています。冬場の寒いキッチンや、室温が20℃以下の環境に生地を置いているだけでは、イーストは活発にガスを出すことができません。
特に冬場は、オーブンの発酵機能を使っていても、天板が冷たかったり、庫内の温度が設定通りに上がっていなかったりすることがあります。逆に、生地自体の温度(こね上げ温度)が低すぎた場合も、発酵器に入れたからといってすぐに生地温が上がるわけではなく、スタートダッシュが遅れてしまうのです。生地が冷たいままだと、いつまで経っても膨らみは始まりません。
2. 生地が乾燥して表面が固まっている
「温度管理は完璧なはずなのに膨らまない」という時に疑いたいのが「乾燥」です。パン生地にとって乾燥は大敵です。二次発酵中に生地の表面が乾燥してしまうと、そこに硬い「皮(クラスト)」ができてしまいます。イーストが内部で一生懸命ガスを出して膨らもうとしても、表面の硬い皮が物理的な壁となって、それ以上の膨張を邪魔してしまうのです。
また、乾燥は生地の水分を奪うため、イーストの活動に必要な水分まで不足させてしまう可能性があります。特に冬場やエアコンの効いた部屋では、濡れ布巾やラップ、霧吹きなどを活用して湿度を保つことが非常に重要です。表面がカサカサしてひび割れているようなら、それは乾燥が原因で膨らめていないサインかもしれません。
3. イーストが古い、または死滅している
そもそもガスを発生させる主役であるイースト自体に元気がない、あるいは死んでしまっているケースも意外と多いです。ドライイーストは長期保存が可能ですが、一度開封したものを常温で何ヶ月も放置していると、湿気や酸素の影響で劣化し、発酵力が著しく低下します。「賞味期限内だから大丈夫」と思っていても、開封後の保存状態が悪ければ力尽きていることがあります。
また、仕込み水を作る際に、50℃以上の熱すぎるお湯を使ってイーストを溶かしたりしていませんか?イーストは60℃を超えると死滅してしまいます。逆に、塩とイーストを直接長時間触れさせておくと、浸透圧でイーストの水分が抜けて死んでしまうこともあります。イーストが働かなければ、どんなに温度管理をしてもパンは膨らみません。
4. こね不足でグルテン膜ができていない
イーストが元気にガスを出していても、そのガスを受け止める「風船」の役割をする生地が弱ければ、ガスは外へ漏れ出てしまいます。この風船のゴムのような役割を果たすのが、小麦粉のタンパク質から作られる「グルテン」です。こねる作業が不足していると、このグルテンの膜が薄く丈夫に形成されません。
こね不足の生地は、表面が荒れていて伸びが悪く、すぐにブチッと切れてしまいます。この状態で発酵させても、発生したガスを抱え込むことができず、生地は横にだれてしまうだけで、ふっくらと上に持ち上がることができません。特に手ごねの場合は、体力が必要ですが、生地がツルッとして薄い膜ができるまでしっかりこねることが不可欠です。
5. 一次発酵での「過発酵」によるガス欠
意外な落とし穴として、「一次発酵させすぎ」があります。これを「過発酵」と呼びます。一次発酵で生地を放置しすぎて、アルコール臭がするほど膨らませてしまうと、イースト菌が持っているエネルギー(糖分)を使い果たしてしまいます。つまり、二次発酵の時にはもうガスを出す力が残っていない「ガス欠」の状態です。
また、過発酵になった生地はグルテンの網目構造も弱くなり、ボロボロと切れやすくなっています。こうなると、成形して二次発酵させようとしても、イーストに元気はなく、生地にガスを留める力もないため、ぺしゃんこのまま膨らまないという結果になります。一次発酵は「2倍の大きさ」を目安に、適切なタイミングで切り上げることが大切です。
失敗しないための温度・湿度管理のコツ

二次発酵を成功させる最大の鍵は、やはり「環境づくり」です。プロのパン屋さんは「ホイロ(発酵機)」という専用の機械を持っていますが、家庭にはなかなかありません。しかし、工夫次第で家庭でもパンにとって天国のような環境を作ることができます。
パンの種類によって最適な環境は異なりますが、基本的には「温かくて湿気がたっぷりある場所」を目指します。ここでは、家庭で再現できる具体的な温度・湿度の管理方法と、季節ごとの対策についてご紹介します。これを知っておけば、季節を問わず安定してパンが焼けるようになります。
パンの種類に合わせた適温を知ろう
「二次発酵は40℃」と一律に決めているレシピもありますが、実は作るパンによって適温は微妙に異なります。食パンや菓子パンなどのふんわりさせたいパン(ソフト系)は、35℃〜38℃くらいの高めの温度で発酵させると、イーストが活発に動き、ボリュームが出やすくなります。
一方で、フランスパンやハード系のパン、あるいはバターをたっぷり折り込んだクロワッサンなどは注意が必要です。温度が高すぎると、生地内のバターが溶け出したり、生地がダレてしまったりします。これらのパンは、28℃〜32℃くらいのやや低めの温度でじっくり発酵させるのがコツです。作りたいパンの特性に合わせて、発酵温度を使い分けることが成功への近道です。
オーブンの発酵機能を賢く使う
現代の家庭用オーブンレンジには、便利な「発酵機能」がついているものがほとんどです。これを使わない手はありません。しかし、過信は禁物です。オーブンの機種によっては、設定温度よりも実際の庫内温度が高くなったり低くなったりすることがあります。庫内温度計などを使って、一度実際の温度を測ってみることをおすすめします。
また、オーブン発酵で一番気をつけたいのが「乾燥」です。発酵機能は温風を使うことが多く、生地が乾きやすい環境になりがちです。必ず庫内の下段や空いているスペースに、熱湯を入れたコップや小さな耐熱容器を置いてください。これにより、湯気が庫内に充満し、適切な湿度(75〜85%程度)を保つことができます。霧吹きを生地に直接かけるのも有効ですが、かけすぎると生地がベチャつくので注意しましょう。
発酵機能がない場合の代用テクニック
もしオーブンに発酵機能がなかったり、オーブンを予熱で使いたかったりする場合はどうすればよいでしょうか?身近な道具を使って簡易的な発酵室を作ることができます。おすすめは「発泡スチロールの箱」や「大きな衣装ケース」、あるいは「電子レンジの庫内(電源は入れない)」です。
これらの密閉できる空間に、パン生地を入れた天板やボウルと、熱湯を入れたマグカップを一緒に入れます。お湯の熱気で温度と湿度が同時に保たれるため、非常に優秀な発酵環境になります。温度計を入れておき、温度が下がってきたらお湯を入れ替えるだけで調整可能です。特に発泡スチロールは保温性が高く、冬場のパン作りには最強の味方となってくれます。
夏と冬で変わる環境対策
日本の四季はパン作りにとって大きな影響を与えます。夏場は室温が30℃を超えることもあり、常温でも十分に発酵が進みます。しかし、逆に「進みすぎる」ことに注意が必要です。室温が高いと、あっという間に過発酵になってしまうため、こまめに様子を見る必要があります。また、クーラーの風が直接当たると乾燥するので、ビニール袋をかぶせるなどの対策が必要です。
冬場は逆に、室温が低すぎて発酵が進みません。この時期は、仕込み水の温度を少し高め(40℃前後)にして生地自体の温度を上げたり、前述した発酵器の代用テクニックを駆使したりして、積極的に温める工夫が必要です。また、冬は空気が乾燥しているので、加湿対策も夏以上に念入りに行いましょう。
イーストの力と材料の正しい扱い方

パンが膨らむ原動力は、小さな微生物であるイースト(酵母)の働きです。彼らが元気に活動できるかどうかが、パンの出来栄えを左右します。また、イーストの活動を助ける材料もあれば、邪魔をしてしまう材料もあります。
「レシピ通りの分量を入れたから大丈夫」と思うかもしれませんが、材料を入れる「順番」や「場所」、そしてイースト自体の「鮮度」まで気を配れていますか?ここでは、イーストの力を最大限に引き出すための材料の扱い方について深掘りします。
イーストが生きているか確認する方法
長い間冷蔵庫の奥に眠っていたドライイーストを使う時は、使う前に「予備発酵チェック」をすることをおすすめします。簡単なテストで、イーストがまだ元気かどうかを見極めることができます。
【イーストの生存確認テスト】
1. 小皿に40℃くらいのぬるま湯を少量入れる。
2. ひとつまみの砂糖を溶かす。
3. ドライイーストを少量振り入れる。
4. 5〜10分ほど放置して様子を見る。
もしイーストが元気なら、表面がボコボコと泡立ち、パンのようなイースト特有の香りがしてきます。逆に、15分経ってもシーンとしていて変化がない、あるいは沈殿しているだけで泡が出ない場合は、そのイーストは死滅しているか、力が弱まっています。残念ですが、新しいイーストに買い替えましょう。死んでしまったイーストを使っても、パンは絶対に膨らみません。
塩と砂糖の配置に気をつける
パン作りにおいて、塩と砂糖は味付け以上の役割を持っています。砂糖はイーストの「エサ」となり、発酵を促進させる役割があります。一方、塩は生地を引き締める役割がありますが、同時にイーストの働きを抑制する(邪魔をする)性質も持っています。
そのため、計量するボウルの中で、イーストと塩を隣同士に置くのはNGです。長時間触れ合っていると、塩の浸透圧でイーストの水分が奪われ、ダメージを受けてしまいます。材料を計量する際は、イーストと塩はボウルの端と端に離して置くのが鉄則です。逆に、砂糖はイーストの隣に置いてあげると、こね始めた時にすぐにエサにありつけるので発酵がスムーズに進みます。
仕込み水の温度調整(計算式)
イーストを活性化させるためには、こね上がった時点での生地温度(こね上げ温度)を27℃〜30℃くらいにするのが理想です。これをコントロールするのが「仕込み水」の温度です。室温や粉の温度に合わせて、水の温度を変える必要があります。
夏場なら、室温も粉も温かいので、冷水(5℃〜10℃)を使って生地温度が上がりすぎないようにします。逆に冬場は、40℃くらいのぬるま湯を使って、生地の温度を底上げします。「触って温かいと感じるお湯」だと熱すぎる場合があるので、必ず温度計を使いましょう。50℃以上のお湯をイーストに直接かけると、イーストの一部が死滅してしまい、発酵力が落ちる原因になります。
こね不足と成形の失敗を防ぐテクニック

材料や環境が完璧でも、生地そのものの構造が弱ければ、ガスを保持できずにパンは膨らみません。ここで重要になるのが「グルテンの形成」と、成形時の「生地の張り(表面張力)」です。これらは技術的な部分ですが、ポイントを押さえれば初心者でも劇的に改善できます。
多くの失敗例では、「こね不足でガスが漏れている」か、「成形でガスを抜きすぎている」、あるいは「成形が緩すぎて横に広がっている」のいずれかが見られます。それぞれの工程での正しい見極め方を学びましょう。
グルテン膜のチェック(ウィンドウペイン)
こね作業のゴールは、薄くて丈夫なグルテン膜を作ることです。こねあがりの目安を確認する一番有名な方法が「ウィンドウペインテスト(窓枠テスト)」です。こねた生地の一部をちぎり取り、両手で優しく四角く広げてみてください。
向こう側が透けて見えるくらい薄く伸び、指紋が見えるほど膜がつながっていれば合格です。もし、広げようとするとすぐにブチッと切れたり、膜が厚くてボソボソしていたりする場合は、まだ「こね不足」です。この状態で発酵に入ると、ガスが保持できず膨らみの悪いパンになります。手ごねの場合は、台にこすりつけるようにして、もう少し頑張ってこね続けましょう。
成形時の「ガス抜き」の加減
一次発酵が終わった生地には、大きなガス(気泡)が含まれています。成形の前にこのガスを抜く作業を「ガス抜き(パンチ)」と言います。ここで重要なのは、ガスを「完全に抜きすぎない」ことと、「大きな気泡だけを潰す」という意識です。
麺棒でグリグリと親の仇のように強く押しつぶしてしまうと、せっかくのグルテン組織が傷つき、ふんわり感が失われてしまいます。逆に、ガス抜きが不十分だと、大きな気泡が残ったままになり、焼き上がりに大きな穴(空洞)が空いてしまいます。手のひらや指先を使って、優しく、均一に圧力をかけて大きなガスを分散させるイメージで行いましょう。
表面を張らせる「締め」の技術
二次発酵で上に高く膨らませるために最も重要なテクニックが、成形時の「張り(締め)」です。丸める時や俵型にする時に、生地の表面がピンと張っている状態を作ります。これを「表面張力」を利用すると言います。
表面が緩んでいると、発酵した時に生地はだらんと横に広がってしまい、高さが出ません。逆に、表面をピンと張らせることで、内側から膨らもうとするガスの圧力を表面の膜が受け止め、上へと持ち上がる力が生まれます。ただし、やりすぎて表面が裂けてしまうと逆効果なので、「表面はツルッと、触ると少し弾力がある」状態を目指して優しく締めましょう。この「張り」があるかないかで、二次発酵の膨らみは大きく変わります。
膨らまない生地のリカバリーとリメイク方法

「二次発酵の時間を過ぎたのに、全然膨らんでいない……」そんな時、絶望して生地を捨ててしまうのはまだ早いです!状況によっては、まだリカバリー(回復)できる可能性があります。また、もしパンとして焼くのが難しくても、別の美味しい料理に変身させる「リメイク術」があります。
ここでは、失敗した生地を無駄にしないための救済措置をご紹介します。失敗は成功のもと。この経験も次のパン作りにきっと役立ちます。
リカバリーできるかどうかの判断基準
まず、なぜ膨らんでいないのかを確認します。もし「単に温度が低かっただけ」で、生地も乾燥しておらず、イーストも生きている可能性があるなら、リカバリー可能です。温かい環境(35℃〜40℃)に移動させて、さらに時間を置いてみましょう。10分、20分と延長することで、遅れていたイーストが活動し始め、膨らんでくることがあります。
しかし、「イーストを入れ忘れた」「熱湯でイーストが死んでいる」「一次発酵で過発酵になりすぎた」という場合は、いくら待っても膨らみません。30分以上延長しても全く変化がない場合は、パンとして焼くのを諦め、リメイクに切り替える判断が必要です。
薄く伸ばしてピザやナンにする
膨らまなかった生地の救済策として一番人気なのが「ピザ」や「ナン」へのリメイクです。これらはもともと大きく膨らませる必要がない食べ物です。生地を麺棒で薄く伸ばし、フォークで穴(ピケ)を開けます。
ピザソースを塗ってチーズや具材を乗せて焼けば、クリスピータイプの美味しいピザになります。また、フライパンで両面を焼いてカレーにつければ、自家製ナンの完成です。イーストの風味が残っている生地は、焼くと香ばしくてとても美味しいのです。「失敗したパン」ではなく「予定変更して作ったピザ」として食卓に出せば、家族も喜んでくれるはずです。
揚げてドーナツや揚げパンにする
オーブンで焼くとカチカチになりそうな生地でも、「油で揚げる」ことで美味しく食べられることがあります。生地を小さくカットしたり、リング状に成形し直したりして、170℃くらいの油でじっくり揚げてみましょう。
油の熱で生地内の水分が一気に蒸発し、意外とふっくら膨らむことがあります。揚がったら熱いうちに砂糖やきな粉、シナモンシュガーをまぶせば、子供も大好きな揚げパンやドーナツに変身します。少し硬めの食感になるかもしれませんが、それが逆に「オールドファッションドーナツ」のような素朴な味わいになります。
スライスしてラスクやクルトンに
もし、そのまま焼いてしまって「やっぱり硬くて食べられない」というパンになってしまった場合でも大丈夫です。そのパンを薄くスライスして、さらに救済しましょう。
薄切りにしたパンにバターと砂糖を塗って、低温のオーブンでカリカリになるまで焼けば「ラスク」になります。また、サイコロ状にカットしてオリーブオイルと塩をまぶして焼けば、スープやサラダに使える「クルトン」になります。水分を飛ばしてカリカリにするお菓子やトッピングなら、膨らみの悪さは全く気になりません。
まとめ:パンの二次発酵で膨らまない悩みを解消して楽しく焼こう

パンが二次発酵で膨らまない原因と対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。パン作りは生き物を扱うようなもので、毎日の気温や湿度、ちょっとした手加減で結果が変わる奥深い世界です。でも、失敗には必ず理由があります。
【二次発酵を成功させるポイントの振り返り】
・温度管理:30℃〜38℃の温かい環境をキープする。
・湿度管理:乾燥は大敵。湯気やラップで湿度を保つ。
・イースト:新鮮なものを使用し、塩と直接触れさせない。
・こね:グルテン膜ができるまでしっかりこねる。
・成形:表面を張らせるように優しく締める。
もし今回失敗してしまっても、それはパン作りの腕が上がるチャンスです。「今回は温度が低かったかな?」「次はもう少しこねてみよう」と試行錯誤することで、あなただけの美味しいパンのレシピが出来上がっていきます。膨らまなかった生地も、リメイクすれば美味しい食事になりますので、あまり落ち込まずに楽しんでくださいね。
この記事で紹介したポイントを一つずつ確認しながら、次はぜひ、オーブンの中でふっくらと膨らむ愛しいパンの姿を見届けてください。あなたのパン作りが、もっと楽しく、美味しいものになりますように!



コメント